業績がUPする組織の秘密とは⁉

ブログを開いていただきありがとうございます
こんにちはOfficeHIROTA代表の広田です。

このブログでは個人や会社の成長に役立つ情報を不定期に発信しています。
今日は経営や組織マネジメントについての情報です。

さて皆さん早速ですが
業績の良い会社は職場の雰囲気がいいって思ったことはありませんか?
私は営業や経営企画時代にいろいろな会社を訪問しよく感じていました。

でもよく考えたら

業績が良いから職場の雰囲気が良いのか
職場の雰囲気が良いから業績が良いのか・・・

あなたはどう思いますか?

このことについて
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した
「組織の成功循環モデル」を紹介します

教授は組織に働く4つの要素(質)、
「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」
の循環(サイクル)によりこのことを説明しています

組織がバットサイクル(悪循環)のときは
① 結果の質 → 良い結果が出ないので
② 関係の質 → 責任の押し付け合い、対立が起こり
③ 思考の質 → 言うだけ無駄、受け身で聞くだけになり
④ 行動の質 → 仕事が消極的、最低限の行動、さぼるようになり
  →以前より悪い結果が出るようになる

逆に

組織がグッドサイクル(好循環)のときは
① 関係の質 → お互いに尊重し、一緒に考えるので
② 思考の質 → 工夫や改善がうまれ、仕事が面白くなるので
③ 行動の質 → 自発的に行動するようになり
④ 結果の質 → 良い結果がうまれる
  → 成功体験からさらに良い関係が構築される

図にすると以下のようになります

言われてみれば納得ですよね
では、どうすればバットサイクルを
どうやってグッドサイクルに変えられるか

私の経験では大きく内部からの変化と外部からの変化があります。

内部からの変化は
・人事異動によりいい人材が入って来た、もしくは悪い人材が去った
・経営者や社員が研修などで習得したものを導入

外部からの変化は
・親会社や買収先による体制(人・マネジメント等)の変更
・アドバイザー、外部コンサル等の導入

などなど、

でも、急に経営者が
「皆さん今日から仲良くしましょう!」
って言い出したら変ですよね(^-^)

では、どうすればよいのか?
今回は職場で実践しやすい方法を一つご紹介します

そ・れ・は・

「失敗した後の対応を変える」
です。

ちなみにここで言う「失敗」は
納期に間に合わなかったり、コンペで負けたり
目標が達成されなかったことを言います

このような思わしくない結果になったとき
人は自然と原因を追究しようとしてしまいます

その結果、自然に犯人探しとなり
悪循環(バットサイクル)に落ちていきます

なので、この原因追及モードになりそうな気持を

ググググ~っとこらえて

「成功するための課題と対策」
について話し合いを行います

課題の洗い出しと、その対策について協議し
役割分担や期日など行動計画を決め解散します

ポイントは

「失敗しないための原因追及」ではなく
「成功するための課題攻略」

とすることで

「対立」を「協力」に変えることです

今日は以上です
最後まで読んでいただきありがとうございます

いかがでしたでしょうか?
皆さんの経営やマネジメント
生き方のヒントになれば幸いです

今後もこんな感じで
自分が試して役に立った情報を
発信していきますので
よろしくお願いいたします

お問い合わせはこちらよりどうぞ

それではまた次回お会いしましょう!

OfficeHIROTA 代表 広田英隆